2月14日の日記

       日曜日に、転倒し腰痛が強く歩行困難となった利用者

            近隣の人がすごい!

 

    近所の人4人で、「入院か、施設か、全員で会議を開いていた。」

    一人暮らしで、人の好い、人望がある〇さんために、いつも

    号令をかけないのに、近所の人が、食事(味噌汁、たくわんなど)

    を届けている。

        いつも、朝、夕と鍵、当番の人。

        洗濯など手伝ってくれる人。

        食事を届けてくれる人。

       近所の人の様子を見ていると、まるで、大切なお殿様

    お世話をしているように見える。お世話する人がみんな喜んで

    親身になっている様子が見られるからである。

     みなさんの様子から、

     〇さんは日ごろから、近所の人を大切にしてきたことがわかる。

 

    私は、〇さんが「家で最期を迎えたい。やっぱり自分の家がいい。」と

    いつも話すので、その望みをかなえてあげたいと、いつも思っている。

 

    〇さんは腰痛があるが、食欲はあり、おでんを美味しそうに食べる。

    「美味しいなあ。こんにゃく、ちくわ、大根、昆布、全部食べるから。」と

    優しい表情で、私に話した。〇さんは全部、おでんを食べられるぐらい元気

    である。

       今日の昼間は、ヘルパーさん、近所の人たちと自分の家で、腰痛が

    あっても人とのつながりで、優しさに包まれ幸せを感じた日だったのでは

    ないかと思った。

   

      このケースは一人暮らしでも、住み慣れた我が家で最期をむかえることが

    できる良い見本になると私は思う。

      〇さんの一人暮らし、地域の高齢者の力と介護保険サービスを利用しな

    がらの生活が始まった。

    私達訪問看護師も、一緒にチームに入れていただき勉強させていただきます。

 

     この写真は、亡き義父の松です。昨日、剪定していただきました。

    剪定してくださった、地域の方は、名人なのに、料金を取らないのです。

    「養命酒2本でいいから。」と。義理の父と友達だったようです。

     松夫さん「松」きれいになってよかったですね、

     私達とスタッフをいつも守ってください!

  

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                          関根京子