2月10日の日記

        365日、自分を成長させる生き方!新渡戸稲造

     利用者様の訪問すると、

    新渡戸稲造の「365日、自分を成長させる生き方」の本を見た。

    この利用者様は以前は会社を経営していた。

    私もすぐこの本を購入して、読了したいと考えた。

    今日、仕事を終えると、テーブルに、この本が届いていたので、

    本を開いてみた。

              本はやっぱり凄い!、

       現在、私が疑問に思っていたことの答えが掲載されていた。

       その一文を紹介いたします。(新渡戸稲造の言葉)

 

    「わたしはさまざまな人の言動を見ているが、とにかく表面には

     剛毅を装っている人のほうが、なにかことにあたると、

     たちまちもろく倒れる。松の木が風に倒れるのと同じである。

              これに対して

        風のままに動く柳は、動きながらも本性を失わず、

       しかも倒れることもなくその一生を全うするのである。

 

      上記の言葉を読んだときに、柔軟な考え方、多様性を受け止める

      心の寛大さを感じた。その考え方の方が、自分が楽である。

      いじめられても、文句を言われても、少し時間がたったら、

      相手の心の余裕がないから、仕方がないと考える方が楽である。

     

      最近はよく、人の文句、悪口、不平不満を話す人に出会った。

      他人を責める心は、自分の心を責めているのと同じ。自分に帰ってくると

      聞いたことがある。

        人の悪口を話すと、相手の心の境涯と同じになってしまう。

       自分は少し、相手より高い境涯(心の器)になって、見降ろす。

             驕り高ぶることではない。

       どんな人も長所があり、人より優れているとところ認めることである。

 

      それは、また、家族看護の定義と同じ。

      家族看護の先駆者、渡辺裕子さんは私に

      「どの家族にも、どの人にも介護をすることができる能力を持っている。

       看護は家族、利用者様を信じることから始まる。」

 

      この言葉は、自分の子供、あらゆる人に言えることではないかと思う。

      訪問看護師として、日々、成長していきたい。

      今日も、みなさん、有難うございました。

 

                             関根京子