2月2日の日記

           利用者様宅で素敵なこけしに出会った!

       

        利用者様は、こけし職人の夫を陰で続けた妻。

       夕方、訪問すると玄関に、大きな素敵なこけしを見た。

       よく見ると、内閣総理大臣賞を取ったこけしだった。

      二人中仲良く、優しそうな表情で、30年以上前に作られたこけしなのに。

      私は自然とこけしの頭をなぜていた。今は亡き、夫はどんな思いで

      このこけしを作成したんだろうと思った。私がこけしに興味を持つと

      利用者様は、昔のこけしづくりの様子を真剣に話は始めた。

      私も真剣に耳を傾け、日本人の手の器用さ、モノづくりに対する情熱を

      感じた。

       少し時間がたつと妻は

     「あの時は真剣に仕事をした。働きすぎるほど仕事をした」と、誇らしそう

      に話した。その話を伺い、私も今、懸命に働いている。年を重ねると

      私も話す言葉ではないかと思った。

 

        訪問終了前に、脳トレーニングとして、私と利用者様で

      二人でそろばんをした。二人で同じ問題を解く。

      「ねがいましては~」そろばんをはじくと二人の答えが違う。

       利用者様は412,私は139, 同じ問題なのに答えが全然違う。

       私もそろばんは覚えていないので自信がない。

      二人で、何回もそろばんではじいて、ゆっくり問題を解いた。

      そして、ついに、二人の答えが140と同じ数字になった。

      答えが同じで、正解だった時は、利用者様と私で大笑いをした。

      利用者様は「今日も楽しかった!」と笑顔。

 

      私は、夕方の18時、愛車に乗って電話をしながら、帰宅。

      主人に「ご飯は作りたくない。」とつい当たってしまった。

      テーブルにはおかずが購入してあっため、夕食をすぐいただくことが

      できた。いつもありがとう!

        

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                              関根京子