10月20日の日記

         心の病気を持っている主介護者が

                最期まで母親を看取りことができた!

 

      昨日訪問中に忘れものをしたので、朝、7時30分に家を出て、

   8時までにとりに行くため、車で向かっていた時、ヘルパーさんから電話が

   あった。「関根さん、○さん、呼吸が止まっているみたい。」と、話した。

   第一発見者がヘルパーさんだった。ヘルパーさん達が1日2回、365日通い

   長く支援していた、思い出不快利用者だった。

     〇さんの主介護者は、心の病気を持っているため、ケアマネを先頭に

   みんなで支えてきた。私も一日に頻回の電話対応を受け、対応してきた。

   今回は生活支援である、ヘルパーさんの仕事は、重要で、難しい仕事だと思

   った。

 

     私は、最後の仕事である。死後の処置をさせていただいた。

   白いハイネックのセーター、紺地の花柄のブレザー、黒いズボン。

   これから会う人に、会うため、おしゃれをした。わずかでも微笑んでいる

   ようにみえるように薄化粧をした。とってもいい表情になった。

   ここまでが、私の最後の看護である。

 

   ヘルパーさんから「苦労してきた人だから、手厚い介護をしていきたい」と、

   優しい言葉をかけていたことを思い出す。

   数々の思い出が尽きない利用者様だった。

 

   今日はこれで失礼します。

   また、明日。

   この写真は今日の北橘村からの写真です。

   日の光も映っていました。

   日の光も、私を応援してくれているようで、嬉しいです。

   明日も、利用者様に笑顔と励ましのエールを届ていきます。

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                            関根京子