11月30日の日記

    今日も訪問看護師として、利用者様のために仕事ができたか振り返る!

 

   朝、これは必ずしなければと考えながらスタートする。

  今日は、往診の依頼である。往診を受けてくれるか。

  その医師は、近所では患者さんに人気で、いつも外来が混んでいる外科医。

  依頼したい家族は医療に対する不信感をもっているようである。

  事務長に往診医の依頼の方法を相談した。

  最初は、家族の強い思いをビデオレターにして、録画して、私だけ相談に行こう

  と考えたが、先生との約束が午後の4時になり、家族と一緒に往診の依頼に伺う

  ことにした。

    約束の4時に高齢の奥さんと私で、近所の先生のところに伺った。

  先生は他の患者の点滴をしていたようである。先生は右肩が痛そうで、首に手を

  当て、肩も首も凝っているようだった。大分お疲れのようで。往診を検討してい

  るようだ。奥さんの先生に対する、熱い心のこもった会話が続いた。

    最終的に、先生は「じゃあ、往診いくよ。」と、やっと答えた。

 

   高齢の奥さんは「今日はやっとよく眠れる。良かった。」と、嬉しそう。

   私は思わず、先生に頭を下げた。心の中では「先生には迷惑をかけないように

   訪問看護をしっかりしていきます。」と心の中で誓った。

 

   訪問看護は人と人を結ぶ、大切な仕事である。

   今日も少し、家族と利用者様の意向が叶ったので、良かった。

 

  高齢の奥さんから教えていただいた白菜漬けに挑戦した、写真です。

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                       関根京子