10月17日の日記

 

     看取りケアで、

       大切な親の最期の時間に家族が集うことが叶ったケース

             叶わなかったケース!

 

    Aさんは猫と20年住んだ、思い出の家から離れたくないと10月19日に

   入院が決まっていたが、16日に息子さん達、ご主人様が、Aさんの最期の

   意向を受け、最後まで家で過ごすことになった。

   往診の医師も昨日確保できた。

     H医師はいつも、私の意向をすぐ聞いてくれる優しい医師。

   長男さんが他県から4時間かけて、車で飛んできた姿を見て

   Aさんはどんなに心が安らいだだろう。家族3人でAさんの看取りケアが始

   まった。

 

    Fさんは、大切なお孫さんが他県から1週間看取りケアに参加できるように

    なった。久しぶりに見た、お孫さんは素敵なお嬢さんで、聡明な女性という

    印象。これでやっと家族3人で、Fさんの最期を見届け、見守り、大切な時間

    を過ごすだろう。

 

    Mさんは、統合失調症の息子さんが看取りケアを実施している。昨日、電話で

   他県の姉にMさんの状態報告、そして、看取りケアの参加を呼び掛けたが、

   駆けつけられないとのこと。親の最期を見届けられない心理状況。

          どうしてだろうか。不思議?

     ヘルパーさんと訪問看護師で、息子さんを支援していくことにした。

 

    看取りケアは人生最終段階の時間であり、残された親族の新しいスタートを

   すでにできるチャンスなのに、もったいない。

 

    私の母親は、左麻痺でも料理に挑戦している。昨日、

    電話したら、母親は「雨だから、危ないから、大丈夫だから。

    体を休めなさい」と私のことを 心配してくれている。親に感謝。

           私の母親は、元気ですが。

     私は母親の最期には、感謝の言葉のシャワーをみんなから受けてほしい。

       「ありがとう!今までありがとうございました。

                 お母さんの人生は立派でしたね!」

                と、声をかけていきたい。

 

    みなさん、今日は日曜日、今日は雨なので、ゆっくり、体を休め、

          好きなことを少しでもしてください。

    私は、看護記録と訪問、家の掃除、エステに行きたいと考えています。

 

                            関根京子