9月9日の日記

    

        ケアマネ事業所にて研修会開催、勉強熱心で凄い!

 

     私は今日、ケアマネ事業所から研修を依頼され、約1時間講義した。

    内容は、CVポート、輸液の交換の仕方、輸液ポンプ、麻薬の使用の仕方、

    食欲が低下した時、今後、利用者の意向を確認して、家族とケアマネも一緒に

    考え、話し合いにを進めていくこと(意思決定支援)の大切さを話した。

 

      「在宅ひとり死」で知られている。上野千鶴子さんの本をを読んだ。

    上野さんは、

 

      「在宅ひとり死」という選択。ただし、保険につながること。

       専門職の支えがあれば、一人自宅で死ぬことができる今、

         「自分はどうしたいか」考えることがとても重要。

 

    親の生き死に関する意思決定には積極的に関わってもらいたいと思います。

    生死を決める意思決定の責任は重い。そこから学ぶことはとても多いし、

    自分の生き死にも影響を与えます。親が亡くなるとやはり悲しかったり、

   寂しかったりするものです。しかし、同時に肩の荷が下がったという感覚も

   あるでしょう。その両方を味わえばよいのです。生き死に関する意思決定は、

   結局、何が正しいかわかりません。迷うし、悩むでしょう。でも、そうした

   ときに全力で迷って、悩むことこそが、家族が受ける遺産なのです

 

    上記の内容が、上野さんの言葉です。

    私達、訪問看護師、ケアマネ、医師、施設相談員など、医療と福祉にかかわる

    人が。「これからの老後、自分は過ごしたいですか?」と少しでも声をかけ、

    考えてもらい機会を持ってもらう、働きかけをしてきたいと思います。

    今日の研修会に参加した、勉強熱心なケアマネジャー4名の皆さんは

    利用者様の意向を大切に支援してくださると、信じていますし、今後の活躍に

    期待したい。これからも応援いたしていきます。

      私は県介護支援協会の理事を務めていますので、ケアマネをサポートする

    訪問看護師です。

      ケアマネのみなさん、いつでも相談に来てください。

      訪問看護につながらないケースでも相談を受けます。 

      どうぞ宜しくお願い致します。

      一緒に、誰もが住みよいまちづくりをつくりましょう。

        この写真は、事務所の裏の道です。空がきれいです。

       この道のように、どこまでも、みんなの輪は続きますように!

       この空のように、みんなの心が大きく広がるように!

    

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                           関根京子