4月16日の日記

          疫病と向き合う心構え!

   最近はこの本「危機の時代に生きる」に出会った。

   コロナ禍を専門的知見を踏まえ、現代におけるどう考え、生きていくことが

   良いかが各大学の先生、研究者の考え方の内容になっている。

     今回は、群馬大学名誉教授の高山清茂先生の内容を掲載したい。

    社会も、人生も、変化変化の連続である。2020年に入りコロナが流行し

    たことで人々の暮らしは大きく変わった。これまで仕事で順調でも今は見通

    しが立たず、深い苦悩に沈んでいる人もいる時代になった。

    ①密接に関係する心と体

    ・心をどこに定め、どう行動していくのか、(いつも何を考え、どう行動

     するのか)大事になる。これは一人一人の未来を開く力となる

    ・細菌や感染症は心とは関係ないように思えるかもしれない。しかし、実際、

    「絶対に感染しない」と気が張っているときは、免疫機能が活発に働き、

     感染症にもなりにくいことが知られている。つまり、心の置き所は、感染

     症に立ち向かううえで重要な役割を果たすのである。

     ・ストレスを受けすぐると免疫が低下する、しかし、ストレスを前向

     きなエネルギーとして捉えると、病気に立ち向か上での力となる。

 

     ②脳の働きを活性化させる考え方

      ・脳内では、本能をつかさどる「大脳辺縁系」が作用する。この大脳辺縁

      系は、人間が持つ生きる力を引き出す役割があり、体の免疫機能との密

     接に結びついているここが活性化されることは、疫病に打つ勝つ鍵となる。

   

     ・「病に意味を見出す」という発想は、大脳辺縁系を強める働きとなり、

      むしろ疫病に立ち向かう上では相乗効果が期待される。

     ③思いやりの心は免疫機能を向上させる

     ・「人を思いやる心を持つこと」である

     ・あの人は大丈夫か、この人はどうしているのか、こう友を思いをはせた

      り、人のために行動したりすると、脳幹部の「視床下部」からオキシト

     シンというホルモンが分泌される。このオキシトシンは、人への親近感や

     信頼感を増す働きに加え、ストレスを減らして幸福感を増し、さらに免疫

     能を高めることも分かってきた。

     このオキシトシンが分泌される視床下部は、免疫機能の鍵となる大脳辺縁

     系より内側にある。したがって、バランスよく免疫機能を向上させるもの

     である。

    ④日常生活で、自律神経を整え、食事、睡眠、適度な運動も!

    ・時々リラックスして、副交感神経を優位にする。

    ・バランスの良い食事、睡眠、適度な運動など、万全の体調管理を心がける

     ことも重要である。

    

    みなさん、参考になりましたか?

    私は、今日一日、午前中は、少し仕事して、いい天気なので、

    緑が多く、自然の中で、少し散歩してきたいと思います。

 

    昨日は、長男が結婚することにあり、相手方のご両親と初顔合わせで、

   電車に乗り、階段が多く、足が辛かったので、運動不足を感じました。

    長男のお嫁さんも、しっかり者で、私を気遣う優しいお嬢様でした。

    

   話は戻りますが、コロナに感染しない!という強い気持ちと

   誰に対しても優しい気持ち、行動、言葉がけで、自己免疫を向上させ、

   来週も頑張ります。

 

     この写真は、高崎駅西口でお花のアート、4月17日まで。

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                        関根京子