6月22日の日記

 

      開設して約3か月、訪問看護の仕事は楽しい。私は幸せ。

 

  夕方、あるケアマネから電話がありました。「はい、関根です!」と明るく電話にて対応したら、「関根さん、元気ですね!」と、笑いながら明るい声で返答してくれました。「どうして、明るいんですか?」と聞かれたので、「毎日に訪問が楽しくて仕方ないです。」と答えました。

 

  私は訪問看護の仕事が心から好きで、苦にならないです。地域の方、ケアマネ、医師、病院の連携室の方から、頼られるとうれしいです。SDGsを掲げている以上、地域のために、誰も置き去りにしない看護を皆さんに少しでもさせていただき、安心して家にいていただきたいです。どんな状態でも、利用者様は家族のそばにいていただき、毎日を過ごしてもらいいたいです。

 

   先日、癌の末期の80代、男性の訪問開始しました。「半藤一利の昭和史の本が読みたい。俺は歴史が好きなんだ。」と私に話しました。事務所に帰った私はメルカリで検索、380円で注文し、今日、本人にプレゼントしました。本日、訪問したスタッフから「〇〇さん、嬉しそうでしたよ。」と、笑顔で私に話してくれました。

 

   あと余命6か月かもしれない利用者様が自分の好きなことに残された時間を少しでも楽しく過ごしてもらいたい、これが、私の気持ちです。この気持ちは訪問看護師歴23年間ずーと変わりません。

  訪問看護の仕事を通して、いろんな方と出会い、自分の人間力を高めさせていただいています。

  今日も皆さんに、感謝の気持ちで終わりました。ありがとうございました。

 

                           関根京子