6月14日の日記

       「死を受け入れる患者さんの心を支え、

            援助をするのも医師の役目である!」

   この言葉は、今は亡き、日野原重明先生の言葉。

   日野原先生の講演を2回、群馬県前橋市で伺ったことがある。

 

   日野原先生は

     ・介護、看護師達は見本になる高齢者を見つけるることができる。

     そのため、若い時から高齢者になる準備ができる。こんな良い職業はない。

  私はこの言葉が一番、印象に残っているため、見本になる高齢者を沢山見つけた。

  新規利用者様の84歳の奥様は、見た目はとても若く、見た目は70代に見える。

  姿勢も綺麗で、動きが早い、明るい性格で、地域の公民館で高齢者で体操を教え

  ている人である。体幹がしっかりしていると思った。

    そのため、私も最近は腰痛と肩こりがあるため、体幹レーニングを実施

  している。体幹レーニングを実施するようになって、腰痛と肩こりが軽減して

  きた。みなさんも実践してみてください。腰痛が良くなりますよ。

 

   今日も日記の題目にあります。日野原先生の言葉。

 

   現在、肺がん末期の利用者様は看取りが近づいている状態。夕方訪問。

 

   私は決まって、死が近づいている利用者様に、決まって声をかける時がある。

   「大丈夫ですよ。みなさん傍にいますから、どうか心配せず、

       安心してください。なんにも心配することはありませんから。」と、

    言いながら、自分の手で利用者様の髪の毛をなぜる。

    また、「ありがとうございます。立派です。みなさんは○○さんに感謝して

    います。ご苦労様でした。安心してください。」と、話す。

    今日も夕方、上記の言葉を、肺がん末期の利用者様に声をかけてきた。

 

    日野原先生の言葉

     死を受け入れる患者さんの心を支え援助するのも

                 医者(看護師)の役目である。

      心を支えることはどういうことか?

      相手も心を、自分が想像して発する言葉、真心からの言葉でないと

     患者には通じない。

      常に、相手の心を、相手の気持ちを汲んで考え、行動し、言葉を

      選んで、発していかなければ援助できないかもしれません。

 

     心を支え、援助すること。

     どういうことか、考えながら訪問看護を楽しくしていきたいと思います。

    

    

                            関根京子