2月27日の日記

        変化の時代における「人間らしさ」とは!

 

    総合地球環境学研究所所長の山際寿一さん(京都大学前総長)は

   AIの進化やSNSの普及など、近年の人々の暮らしは大きく変わったと話して

   います。

     私も毎日の訪問看護の業務になかで、認知症からか、性格からか

  大好きだった利用者様から3回から4回、最後には、強く叱られ、人間失格になり

  そうな言動を言われ続け、モチベーションが低下し元気が出なかったとき、

     山際さんの新聞掲載の記事を読み、納得できたのです。

    山際さんは

             「誤解や曖昧さあって良い。

             差異も個性も認め合う社会を!」

 

     「①命を失うほどの失敗はしてもいい。常に正解を導き出す必要はないし、

           そもそもそんなことはできません。

      あいまいさを許す余裕を持つことがこれからは大切です。

 

       ②完璧な理解を相手に求める必要もないということ。

      人間同士は、相手の心の中まで見通せるわけがない以上、

        むしろわからないものとして付き合うべきということです。

 

     上記の2点を読んだとき、自分の気持ちが楽になったのです。

      いつも叱られる利用者様の個性と認め、訪問を断られるまで行くと

     決めました。

       また、あいまいさを許す心の余裕、これからの時代、人がいなくなる

     時代の為、私たちの訪問看護師を仕事を健康で継続するには大切ことでは

     ないかと思った。

 

       みなさんも、どうか、誤解と曖昧さを認め、完璧を求めず、

       いろいろな人と仲良く、お付き合いしていきたいですね。

       

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                       関根京子