10月1日の日記

       看護学生に、継続看護の必要性を実例を通して講義。

              学生から学んだこと!

    昨日の夜、たまっていた看護記録を入力し、看護学校講義の資料を考えたら、

    1時になってしまった。90分講義。

 

    今回は、継続看護とは。

     「利用者の生活がの場が病棟から外来から地域へ、また、自宅や施設などを

     往来しても、その人への看護や必要なケアを途切れることなく継続して受け

     られるように提供すること。

     適切で切れ目のない医療の提供と在宅医療の充実を目指し、保健医療サービ

     スと連携を推進し、適切な環境を整えることが求められる。」

     と。教科書に掲載されている。

 

     私は母親の事例を通して、学生に退院から在宅へ患者(利用者)が望む

     生活を送れるようにするためには、入院中に何が必要で、病棟看護師は

     どんな役割があるか、考えてもらうため、グループワークを実施した。

 

     講義終了後、学生からの感想は

      ・在宅で生活するには、利用者にとって福祉用具が重要であることを

       理解できた。

      ・ケアプランは患者が望む暮らしが中心であることが再認識した。

      ・いろいろな在宅での講義で知識として研鑽してきたが、実際のケアー

       プランを拝見し、細かく丁寧に目標、計画、役割、各サービスの役割

       頻度が記載されているので、イメージがついた。

      ・病棟看護師として、在宅へ戻ったら、どんな生活をしたいか、患者の

       思いを聞き出していきたい。

      

     学生の感想は、私が思いつかなかった感想をだった。講義する側も

     学生からいつも学ばせていただき、帰りの車の中は頭がフル回転していた。

     私はこれからの看護学生に、本気になって患者の心に寄り添える看護師を

     育てたい。

      (看護とは看護師自身の人間性を磨くことができることも伝えたい)

   

 

      夜、1日を振り返り、松下幸之助さんの経営学を勉強。

       「勘を磨く」を読んだ。

 

      ・熱心に仕事に取り組むと、経営者の先見性が磨かれる。

      ・熱心に仕事をやりぬきながら、自然に予見というものを考える反面に

       それと並行して希望と要望というものを加える。その要望を発表する

       し、要望どおりにいくと先見性があると人が見てくれる。

      ・根本は素直な心でなければいけない。いつも心が素直でないと

       なんでも吸収できない。心と頭を海綿体のようにしていく。

      ・常に謙虚な心で物事を見ていかないと人は成長できない、前進してい

       かない、人間性が磨かれないといい仕事ができない。

 

        私は素直な心とは、勇気と誠実さも含まれると思います。

        常に謙虚さがないと、成長がないと考える。

        最後に、私の好きな言葉に

              「透明感のある素直さ」

          この行動をする人にはかなわないと思うからである。

         この言葉通りに、私も常に自分にも周りにも素直な心で

         受けとめていきたい。

          どんな些細なことも

              「ありがとう」と声をかけたい。

 

       時々ブログみてますよ。と、お声をかけていただくので、少しでも

       みなさんの励ましになるように最後の言葉を添えました。

   

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        今日のコスモスです。

                           関根京子