9月23日の日記

      

       普段から家族と、人生最期の迎え方を話しあっていきましょう!

 

   今日の上毛新聞の5面に「望む医療や介護考えて!」と、見出しがありました。

   私は訪問看護の契約時に

  「元気なうちに話せることですが、もし、希望があれば最期まで、

   お世話させていただきたいと思います。どんな人生の最期を迎えたいですか?」

     と、沢山の利用者様に話してきた。

    この話をすると、約10人ぐらいの利用者様からこう言われたことがある。

   「人生の最後の迎え方をどのように考えているか、聞きてくれる人はいな

    かった。良かった。聞いてくれるかい。」と、私に話してきた。

   「最後は自分の家がいい、入院させないでくれ。」と話す人が多い。

    

    家で最期を迎えることは、往診医の確保、家族の思いの確認など

   医療・介護体制、家族の思いを統合させ、方向性を統一してく必要がある。

   思いを実現させるには、訪問看護師の力量が必要である。

    

    国は「人生最終段階における医療・ケアの体制整備」事業として

    2018年は6500万円だった予算を、2021年は1億1800万円計上し、医療・介護

    従事者らへの教育といった人材育成や一般への認知促進に力を入れている。

 

    私も群馬大学院で地域完結型解決看護リーダー修了者として、

    「アドバンス・ケア・プライニング(ACP)」。

    少子高齢社会ら多死社会へ突入する中、益々、この問題が重要性が高まり、

    地域の命を守る訪問看護ステーションとして、人生最期をどのように迎えたい

    か、思いや考えを聞いていきたい。

    まず、家族間でどんなことでも良いですから、普段から会話を継続してもらい

    たいと思います。

          本音は普段の自然の会話から出てきます。

         最期まで、自分自身が主人公でいられるように! 

 

   この写真は、朝の松井田の空です。

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                            関根京子