■

　　  9月14日の日記

　　　　　　　　出会いを大切にし、感謝したい。

　　　　　　　　　　　　　　そうすると、人との出会いが楽しくなる。

　　　　今日は、新規利用者様3件訪問した。

　　　　一人は視力がない高齢者様だった。視力がない人はいつも声が

　　　　　　なぜか、いつもきれいである。私と、はっきりした声で、

　　　　　　挨拶を交わすことができた。いつも一人の世界に閉じこもっていることを

　　　　　　考えられる。訪問時はなんでも明るく話をしていこうと思う。

　　　　二人目は、どんなに具合が悪くても、入院せず、猫4匹と最期まで、家で

　　　　　　過ごしたい希望を持っている人だった。私は、自分の最後の希望を

　　　　　　叶えるための訪問看護師である。しっかり、その希望を

　　　　　　かなえていきたい。次回の訪問時は、髪の毛を綺麗にしてあげたいと

　　　　　　思った。少しカットし、希望があれば、白髪を染め、洗髪をベッド上で　　

　　　　　　させていただきたいと思った。なぜ、私がそう思ったか、立派な家で、

　　　　　　肌が綺麗で、体は弱っていても、品があると思った。いつも、綺麗に　

　　　　　　普段からしていた人だと思ったからである。

　　　　3人目は、のどかな風景の土地で、みんなために、人が良く、信念を曲げず、

　　　　　　正直にまじめに仕事をしてきた利用者様だと感じた。お話ができない

　　　　　　状況でも、寝たきりになっても、話ができたらなんていうだろう。

　　　　　　どんなことを希望するだろうと考えながら、訪問していきたい。

　　　　　　水戸黄門が大好きだったと聞いた。私の主人もいつも、夕方の7時前に

　　　　　　始まる水戸黄門をみている。訪問したら水戸黄門のテーマーソングを

　　　　　　耳元で、聞いてもらいたいと思った。

　　　　　私達訪問看護は、家族とケアマネの話、他の職種の話をよく聞きながら、

　　　　　そーとサポートすること。傍にいて見守り、一緒に考えること。

　　　　　家族が後悔しない介護が継続できるように、チームで取り組んでいきたい。

　　　　　今日、出会ったケアマネも3人とも、みんな真面目でしっかりした人だっ

　　　　　た。　　　　　　出会いに感謝いたします。

　　　　　　　　今、訪問している利用者様を大切に、感謝しながら、

　　　　　　　　　良い出会いを益々していきましょうね！

　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関根京子