7月29日の日記

     オンラインで研修に真剣にやったら、

            「うるさかった!」と言われてしまった。

 

     1日、ケアマネのオンライン研修のファシリテーターをした。

     午前、午後と3時間ずづ、5人担当、

     研修の内容が「看取りのケース」のケアプランを作成するケアマネジャー

     向けだった。

     県内の毎日、地域住民のために頑張っているケアマネに対して、大事な

     看取りケアのケアプランを作成する方々である。

     私は真剣に、決められた時間内に研修を終了し、それでも、少しでも

     ケアマネのために、何か、心に残る実践に活用できる言葉を発したい一心で

     ファシリテーターを務めた。

 

    (話した内容)

     ・予後1~2週間は、人生の最終段階で、その人の一生分に相当する時間です

     ・水分と食事を一切口にしないときは、余命2週間以内でお亡くなりになる

      方が多いです。

     ・家族の考えがバラバラで、介護の意向が統一していないときはサービス

      担当者会議を何回も開催し、家族の思いを表出させ、統合させ、家族の

      思いが決まったら、家族の背中を押す。

     ・支援者側の思いが家族に通じるし、満足した看取りケアを実践すること

      が、残された家族は、寂しいけれど、後悔はなく、一歩前に進むことが

      できる。また、残された家族は団結して生きていける。

      看取りはとても大事なケースです。

     ・失敗し、嫌な思いをしたら、同僚に話し、振り返り、学んだことを自分

      から見つけ、経験値を高く持てるようにして頑張ってください。

     ・縁ある大切な家族との関わりを大切に、自分の人生が豊かに、

     人間力が高まる素晴らしいケアマネになってください。応援しています。

     

      こんな風に話したら、真剣になりすぎたのか、あとから、

      「うるさかった!」と言われ、ショックで雨の中、車で

     1件訪問してから帰宅した。注意した人に「ごめんなさい」と謝った。

     

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                           関根京子