7月26日の日記

 

         訪問看護の仕事で利用者様と家族から学ぶ楽しさ!

 

    今日も訪問で2つ良いことがあった。

     1,80代の男性で、大きい庭の1本1本の木々たち、植物に

     「ありがとう。」と感謝の言葉をいつも話し、会釈をしている。

       なんて、心が豊かで、毎日が感謝の言葉で溢れている人なんだろうと

      思い、私も年を重ねたら、このような心の豊かさを持ちたいと思った。

      もしかすると、若いころはいろいろなご苦労をされたから、このような 

      心の豊かさをお持ちかもしれない。

        世間はコロナ、オリンピックで騒いでいるのに、この利用者様は

      わが道を生きている感じがする。この生き方、微動だにしない心、

      本当に優しい人ではないかと思った。私のこのようになりたい。

 

     2,先日、看取り介護を終了した家族(奥様)があいさつに事務所に来て

       くださった。

       奥様が私に、

       「関根さん、悲しいけれど、最期までお父さんの介護

       やり切ったので、後悔はないの!」と、

        落ち着いたい表情で話した。

       奥様はこの言葉を、私に話したい一心で事務所に来たのかもしれいと

       思った。

       私から、奥様に話した言葉は

       「私が目指している看取り看護は、

              悲しいけれど、後悔しない看取りです」と。

       看取りについて

       少しでも満足した看取り看護を提供できるように、

       各社の新聞、本、看護雑誌から、日々研鑽していきたい。

       スポンジが水を吸うように!

  

                            関根京子