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7月4日の日記
闘病生活を゛意味あるもの゛に一緒に考え、負けずに生き抜く心を
社長になって、3か月休みなしに働いた。結果、体調を崩したがもう大丈夫。
スタッフが私を休ませてくれたのだ。いつもありがとう。
以前から私は講義をするときに、「病気、介護することになったら、それ
は意味あることではないか」と、みんなに話してきた。
「病気になった意味を自分で見いだせた時、その人はもう、すでに病気の悩み
を乗り越えた時ではないか。」ともよく話した。
最近の新聞で、ある外科医が
生きる力が弱くなれば、病に負けてしまいます。健康のためには前を向き、生
きようとする力が大切です。がんは逃れることはできない宿命的存在です。だ
からこそ目をそらすのではなく。゛意味あるもの゛と捉え、立ち向かっていく
ことが重要だと思うのです。
この外科医の言葉どおり、私たち訪問看護師は家族と、利用者様と何回
も話し合いながら、どうしたら意味を見出せるか、一緒に考え看護を提供し
て、私たちも勉強させていただきたい。
一人の命はどんなものよりも大切で、かけがいのない宝物だから。
自分が苦しい時、人を励ますと元気が出るよとケアマネに話したことがある。
関根京子